代表的な依存症の種類

代表的な依存症の種類

ここでは、日本における代表的な依存症の種類を紹介します。依存症と聞いて多くの人が頭に思い浮かべるのが、アルコール依存症や薬物依存症でしょう。最近は、有名人による薬物使用のニュースも多いです。依存症のほとんどは、「少しくらいなら」という軽い気持ちから始まり、物質の摂取や行動を続けていくうちに「止められない」状態に陥ります。それぞれの依存症について、詳しい症状や依存症に至るまでの流れを見ていきましょう。

  • アルコール依存症
    アルコール依存症

    代表的な依存症としてまず挙げられるのがアルコール依存症です。長期に渡って多量のアルコールを摂取することで発症します。お酒を飲むことでアルコールへの耐性が上がり、摂取量が増えていきます。飲むのはよくないと頭で理解していても飲んでしまいます。アルコール依存症になると、離脱症状が出ます。そして、離脱症状による不快感を抑えるためにアルコールを摂取するという悪循環に陥ります。日常生活に多大な影響が及ぶ依存症です。

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  • 薬物依存症
    薬物依存症

    大麻や覚せい剤などの違法薬物だけではなく、市販薬や処方薬への依存も薬物依存症に含まれます。最近は、インターネット上での薬物入手が容易になったことから、若年層の間でも拡大しています。薬物依存症になると、薬物への欲求が抑えられなくなります。薬物のことばかりを考えるようになり、問題行動を起こすようになります。また、使用する度に量が増えていきます。薬物によっては離脱症状が現れる場合もあり、身体依存の状態になると完全なる薬物依存症です。

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  • ギャンブル依存症
    ギャンブル依存症

    1970年代にWHOから正式に病気として認められたのがギャンブル依存症です。最初は軽い気持ちで始めたものでも、いずれギャンブルをしていなければ心が落ち着かない状態になります。ギャンブルをすると大量のドーパミンが分泌され、脳に強い刺激を与えます。日本におけるギャンブル依存症のほとんどは、パチンコやパチスロによるものです。ギャンブル依存症患者の多くは、普段は真面目に働いているサラリーマンです。ストレスをギャンブルで発散するうちに、依存症に陥ってしまうケースが多いようです。

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